歯周病と糖尿病 症例001
審美歯科セラミック修復によって、歯周病と糖尿病が改善した症例
患者様の悩み:
「仕事が忙しく放置していた。糖尿病の治療中で、歯周病も進んでいる。両奥歯が咀嚼できない。」
術前
術後
【術前】
ポイント
奥歯が抜けたり虫歯になって噛めなくなると、食事が食べやすい炭水化物と脂質に偏りがちです。食事のバランスが悪くなると、糖尿病の引き金になり、悪化を招きます。
速やかに臼歯部にインプラントを行い、咀嚼できる奥歯を装着、バランスの良い食生活を確保した後、全顎的治療を行いました。
歯並びや歯の形、色、大きさなどを相談しながら仮歯を作成します。
BOPTで、正中や歯肉のラインの左右対称性など、より美しく再現していきます。
BOPTには、歯周病治療のジンジタージというテクニックが含まれ、歯周組織の再生を促し、健康な歯肉と左右対称の歯肉ラインを美しく実現できる点があげられます。
また、清掃性を改善し、口腔内細菌を減らして歯の喪失を減らすとともに、歯周病を改善することで、健康面への効果も期待できます。
【仮歯】
オールセラミック施術後
施術開始 | 2012.04 |
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年齢・性別 | 56才 男性 |
治療期間 | 2年5ヵ月 |
材質・治療費用 | 前歯ジルコニアレイヤ 11万円×7本 臼歯ジルコニアクラウン 8万円×8本 インプラント部分 33~35万円×5本 |
古い被せ物を取り除き、歯を一回り削る必要があります。 |
歯周病が完治し、食生活が改善することで、糖尿病が著しく改善したケースです。
歯科治療でお口の清掃性を改善し、口腔内細菌を減らして歯の喪失を減らすとともに、歯周病を改善することで、健康面への効果も大いに期待できます。